| 和名 |
アキノワスレグサ |
| 別名 |
トキワカンゾウ(常葉萱草)
近縁種:
ホンカンゾウ・ノカンゾウ・ヤブカンゾウ |
| 方言名 |
クヮクンソウ、クワンゾウ、カンジョー (沖縄本島)
ニイブイグサ、パンソウ、ニイブイカンソウ(八重山)、シファンツァ(宮古) 、 パンソー(石垣)
クワンソー(沖永良部島)、クワンソバナ(奄美大島) |
| パンソー〔八重山〕、シファンツァ〔宮古〕 |
| 英名 |
day
lily |
| 学名 |
Hemerocallis
fulva var. sempervirens M. Hotta |
| 分類 |
ユリ目ユリ科ワスレナグサ属 |
| 原産 |
中国 |
| 分布 |
九州南部および南西諸島、台湾 |
| 成分 |
ヒドロキシグルタミン酸、ベータシトステロール、アデニン、コリン、アルギニン、ステロイド (カンゾウ類の根に)アスパラギン、リシン、トリテルペノイド、リジン、コルヒチン等のアルカロイド、アントラキノン誘導体 |
| 生薬名 |
金針菜(安中和胃、涼血解毒、清熱利湿、解郁通乳) |
| 栽培 |
丈夫で、一度植えたらなかなか枯れることがない。毎年のようにきれいな花を咲かせる。花は1日限り。 |
| 民間療法 |
強壮薬として根を煎じて飲む。不眠症になると根・茎・花を牛肉と一緒に煮て食べる。根を、むくみ、黄疸、止血、不眠症、食欲不振、疲労回復、膀胱炎に煎服する。その他、フィラリア症、腎臓病に用いる。台湾ではイライラするときに野菜として食されている。 |
| 研究結果 |
睡眠障害の改善、肝機能の向上などが動物実験などで明らかになった。 |
| 食用 |
沖縄ではクキや根、花、葉を豚汁に加え煮込んだ「シンジムン(煎じ物)」として食べられていた。中華料理で使われる「金針菜(きんしんさい)」はアキノワスレグサを含むユリ科カンゾウの花のつぼみ。薬膳料理として炒め物、和えもの、お浸し、揚げ物、スープ、煮物などにして食べられている。 最近では、花(9〜11月)はつぼみのうちに採り、さっと茹でておひたし、酢の物、天ぷらなど。茎(白い部分 3〜6月)は炒め物、汁物にするほか、茹でて和え物なども美味。 |
| 栄養成分 |
成分名 |
単位 |
値 |
成分名 |
単位 |
値 |
|
エネルギー |
kcal |
41 |
ビタミンB |
B1 |
mg |
0.05 |
|
kJ |
171.54 |
B2 |
mg |
0.03 |
|
たんぱく質 |
g |
0.9 |
B6 |
mg |
0.077 |
|
脂質 |
g |
0.2 |
B12 |
μg |
|
|
カルシウム |
mg |
29.5 |
ビタミンC |
mg |
13 |
|
鉄 |
mg |
1.05 |
ビタミンK |
μg |
29 |
|
ビタミンA |
レチノール |
μg |
|
食物繊維 |
水溶性 |
g |
0.2 |
|
カロテン |
μg |
293 |
不溶性 |
g |
3.3 |
|
レチノール当量 |
μg |
48 |
総量 |
g |
3.5 |
| 2005年 財団法人 日本食品分析センター 分析試験結果 |
| 参考文献・サイト |
●「健康をつくる沖縄 食の大百科 第一巻」池原直樹:著(沖縄出版) ●沖縄伝統的農産物データベース(沖縄県農林水産部 流通政策課) http://traddb.pref.okinawa.jp/dentou/mainMenuGuest.do ●沖縄薬草データベース(沖縄県工業技術センター) http://herbdb.koushi.pref.okinawa.jp/yakusou/index.jsp ●薬膳素材辞典(源草社) ●沖縄クワンソウ普及協会 |